【takagawa column】ママが資産運用をしないのは?

takagawa column

ママが資産運用をしないのは?

「資産運用について学びたい」というママに、「どんな名前の講座なら参加したい?」と尋ねてみました。すると、参加したくなる講座名として上がってきたのは、「損をしないための」「損しない株の基本」「損をしない運用」…判で押したようにズラリと並んだ、“損しない”というキーワード。ママは、損が嫌いなのです。 ママに限らず人間には、「損失回避」という性質があります。損失回避とは、これから手に入れられる利益よりも、既に持っているものを失う損益の方を大きく評価してしまう性質のこと。たとえば、「定価1,000円の商品を900円で買えた時の喜び」よりも「1,000円で買った商品が、その後900円で売られていた時の悔しさ」の方が、強く人の感情を動かします。 つまり、販促には「この商品を使うと得しますよ!」と言うよりも、「この商品を使わないあなたは損していますよ!」と訴えかける方が効果的なのです。またママが自分で語っている通り、そのままズバリ「損しない」というキーワードを使うのも一案です。

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